f-hole's blog

音楽や日常について好きに語ります。

寒い冬におすすめのアルバム homecomings『somehow,somewhere』

さむーーーーーーい!!!

 

数日前まで暖かかったのに急に寒い!

雪は降るし暴風により我が家の換気扇はボッボッ、と鳴りつづけている。

 

 

僕は寒さにめっぽう弱い。

 

ヒートテックも二枚重ねしてしまう。

(機能的に2枚重ねあんまり意味ないらしいね)

 

この寒さを少しでも紛らわしたい!

そんなときは音楽聴いて救われよう。

 

 

ということで、寒い冬におすすめの

アルバムを1枚紹介しよう。

 

 そうしよう。

 

暖かいコーヒーでも飲みながら聴きたいねぇ。

 

 

それが、このアルバム!

 

 

 homecomings

『somehow,somewhere』

 

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聴くとまさに冬アルバムなのだが、

冬のなかでもクリスマスや年末に向けてのムードが伝わってくる作品。

 

 

書いてる今、2月だけど。

暴風はちょと雰囲気壊しちゃうけど。

 

 

それはさておき、Gtの福富氏のライナーノーツ

にもあるが、

 

冬の寒く、寂しい夜に散歩しながら聴きたくなるようなアルバム

 

を作ろうと思ったのだそうだ。

 

 

言葉通りのアルバムになっていると思う。

 

冬の寒い夜、少し寂しいぼっちの帰り道

とか是非聴きたい。

 

 

 

歌詞は全曲が英語となっているが、アルバムには和訳された歌詞カードもついている。

 

ストーリー性がありながらも、こちらに想像させてくれる歌詞。

曲の登場人物に思いを巡らせて聴きたい。

 

ワクワクしたり、エモくなったり、曲ごとに感情を動かされるだろう。

 

 

 

また、僕はギターが少し弾けるだけだから音楽的に詳しいことは分からない。

 

その上で言うが、音が本当に良い。

 

声質と楽器の音色のバランスが最高で、曲のまとまりが非常に好みなのだ。

 

 

 

 

◎個人的おすすめ曲を3曲チョイス

 

2.dancing in the moonlight

 

3.great escape

 

6.somehow,somewhere

 

この3曲、特に好きなんだよなぁ。

同じ好みの人いたら嬉しいな。

 

 

でも、アルバム通して聴くのが最高。

これは間違いない。全曲良いから、結局。

 

 

 

ということで、今日はこの辺で。

 

あぁ、寒い寒い。

 

 

 

でも、

 

 

寒いのも悪くないなぁ。

今聴いて欲しいスピッツの曲があるんです

そう、あるんです。

 

 

今、この曲を聴いて欲しい、

ということで前振りから。

 

 

 

国民的ロックバンド、スピッツ

 

スピッツは2019年にアルバム『見っけ』をリリースした。

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3年ぶりのアルバム。

 

リリース前、先行シングルが「優しいあの子」のみということからも、もうワクワクさんだったのである、少なくとも僕は。

 

 

そうしてリリースされたアルバム『見っけ』。

最高の出来だった。

 

 

これまでのスピッツから歌詞や曲調などさらに変化したアルバム。

30年続けてきたバンドがまだまだ変化していく。

変化してきたからこそこれだけ続いてきたという面も間違いなくあるだろう。

 

そうそして、今聴いて欲しい曲というのはもちろんこの中の1曲、、

 

 

 

・・・

 

 

ではなく。

 

 

・・・

 

 

 

昨年10月にリリースされた『見っけ』はもう皆さんヘビロテし、しっかり自分なりに味わい尽くしたことだろう。

 

 

なので、今聴いて欲しい曲というのは、『見っけ』リリースによって影薄くなってるんじゃないかなー、なんて曲。

こんなに素晴らしい曲を今再び聴いて欲しい!

 

 

先行シングルだった「優しいあの子」

 

 

 

カップリング。

 

 

そう「悪役」だーー!!

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『見っけ』には収録されず、、、

アルバム未収録曲集が未来にリリースされることを祈り、「悪役」について書くのだ。

 

スピッツの曲もサブスクが解禁されて、カップリング曲もすぐに聴けるようになったのは間違いない。

 

 

でもやっぱアルバム単位で聴いちゃうの。

 

 

僕が初めてこの曲を聴いたのはスピッツのファンクラブツアーでのことだった。

 

新曲、とのことで曲前からワクワクしていた。

 

イントロのギターリフ、そしてサビのメロディにやられた、、。

 

歌詞は『醒めない』の頃からマサムネさんが言っていた、

 

「聴く側になったときに、強いワードを言ってほしい」

 

という自身の気持ちからか、力強い言葉も含んだ、覚悟を決めた主人公の恋模様が描かれているように思う。

 

 

1番の歌詞

チラシの裏に書いた 夢の世界へ”

 

というワードが2番につながり

“複雑に絡み合う現実世界にも

チラシの裏のアレを ぶち込んでみたいんだ”

 

と、この現実世界を夢の世界に変えてやろう。

一緒に行こう、とこの曲の主人公は君に言っている。

 

 

ぶち込む、キメる、悪役になる覚悟はある

一緒に行こうぜ、超えちゃおうぜ

など勇気づけられる力強い言葉。

 

 

“チャラけたときも悩めるときも僕のそばにいてほしいのさ

悪役になる覚悟はある 果実に手が届くなら”

 

果実=君、夢の世界、もっとアバウトな素敵なもの

 

それが手に入るならば、悪役にでもなる覚悟はある。

 

この曲の主人公は覚悟を決めた訳ですな。

歌詞も素敵なロックナンバーだ。

 

 

また、個人的にスピッツらしさを感じる歌詞は

こちら

 

“英雄に蹴られて 強くなれる”

 

昔パンクバンドをしていたマサムネさんは、

ブルーハーツの登場に打ちのめされ、バンド活動を休止したという話もある。

 

何するにしても上には上がいて、まずは蹴り飛ばされて打ちのめされる。

この曲の中で覚悟を決めた主人公も壁にぶつかることがあるだろうが、それを機に成長していける。

 

そこから自分の位置を知って試行錯誤して強くなるんだよね。

だよな!

 

 

見っけの曲たちと同様に、愛すべき1曲。

 

音もバリバリでかっこよいんで、これを読んでちょっと聴いてみるか、となる人がいれば幸いである。